●失われた15年
今日の WBS (テレビ東京) で、
「日本の借金の行方」ってことで、国債残高、社会保障関係費、などの話から、
消費税の話、与党、野党のそれぞれの対応策についてがありました。
その最初の方で
現在の日本の借金が 800兆円 (GDPの1.7倍) もあることに改めて驚きましたが、
その後の公債残高の推移のグラフを見ていて、お役所の人と議員の方々の意識を疑ってしまいました。
公債残高の推移のグラフでは、81年で100兆円、92年で200兆円くらいだったものが、その後急速に上昇し、 2008年度末で553兆円になっていました。
(ここまで、WBSのWEBで動画が見れました(2009/12/11 動画見れません)) (以下の年数は私の目分量です。正確ではありません) (以下のグラフ2010/9/8追加)
兆円 | | | |||||||
600 | | | ▲ | ||||||
500 | | | |||||||
400 | | | |||||||
300 | | | |||||||
200 | | | ▲ | ||||||
100 | | | ▲ | ||||||
+ | -+---- | -+---- | -+---- | -+---- | -+---- | -+---- | -+---- | |
年→ | 1980 | 1985 | 1990 | 1995 | 2000 | 2005 | 08 |
そして2001年頃の ITバブルがあった時にもせっせと国債を発行していて、 全く借金を減らしていこう、という意志が感じられない、そんなグラフでした。
●借金の甘い罠
前述の公債残高の推移のグラフを見た感じでは、
この15年の +353兆円は非常に重いです。 これからの日本には。
●「借りたものは返す」が自然
企業が融資を受ける時には、将来どうしたいから、事業をこうしていく、で、これくらい貸してください、
って、事業日程、返済日程を含めて説明するはずですが、
たぶん、公職の方々は必要なところへ手当たり次第に公債を発行するだけで
返済については全く考えていなかったんでしょうね。
普通の家計では考えられない金銭感覚だと思います。
●できれば
日本の惨状を考慮のうえ、ドラスティックに歳出削減をしていって欲しいと思います。
そして、それに全ての公務員の方々が協力してくださることを祈っています
。。。
それでもダメな時に、きちんと現状と対策、日程などを説明の上、国民への負担を適切に増やしていくと。
もともと無目的の借金には反対の立場ですが、WBSのコメンテーターの方の国債の償還の説明でよく分かりましたが、
国債は子供たちへの借金になるので、中高年の方々へもこの辺を力説して、多少の増税にも賛同してもらい、
とにかく借金を減らしながら「少し豊かな日本」を目指していって欲しいと思います。
あと医療費を減らす為にも自分の健康を自分で維持、管理するよう、
できない人には周りがサポートするよう、少しずつでも意識改革ができればいいのですが。。。
今からでは遅い気がしますが、あきらめたくはないですね。
(参考)
(2009/12/8),
(2009/12/24),
(2010/5/11),
(2010/7/9),
(2010/9/8),
(2010/12/18)